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ソフトバンク、「Vision Fund」第2弾を設立へIoT関連ベンチャーに投資か

ソフトバンクグループが、10兆円規模のファンド「SoftBank Vision Fund」の第2弾を設立する構想を明らかにした。

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 ソフトバンクグループは10月20日、テクノロジー分野に投資する10兆円規模のファンド「SoftBank Vision Fund」の第2弾を設立する構想を明らかにした。

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ソフトバンクグループの孫正義社長(8月7日の2018年3月期 第1四半期 決算会見時に撮影)

 同日付の日本経済新聞によると、設立の時期は2〜3年後で、IoT(モノのインターネット)関連の新興企業への投資を行っていくという。

 第2弾への出資元は非公開だが、ソフトバンクグループは現在、資金力を拡大する仕組みの構築など設立に向けた準備を進めているという。

 同紙によると、ソフトバンクグループの孫正義社長は、今後2〜3年おきにファンドを相次いで立ち上げ、投資する企業数を10年後に1000社程度まで拡大する構想を持っているという。

 ITmedia ビジネスオンラインの取材に対し、ソフトバンクグループは「当社が投資に対してこうした考え方を持っていることは事実だが、まだ構想段階。新ファンドの設立時期や投資先の企業など、具体的に決まっていることはない」(広報担当者)と回答した。

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第1弾のファンドの投資戦略

 第1弾のSoftBank Vision Fundは、サウジアラビアの政府系ファンドなどと今年5月に設立。8月にソフトバンクグループと共同でコワーキングスペース運営の米Weworkに約44億ドル(約4900億円)、9月に他の投資家と共同でチャットツール開発の米Slackに約2億5000万ドル(約280億円)を投資するなど、活発な投資活動を展開している。

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