日産自動車は10月25日、2018年から電気自動車によるフォーミュラカーレース「FIAフォーミュラE選手権」に参戦すると発表した。日本メーカーの参戦は初。
18年末に開幕し、新たなシャシー(足回り関連の機構)とバッテリーが導入される予定の第5シーズンから参戦する。体制などの詳細は、開幕が近づき次第告知するとしている。
同レースは14年から開催。排気ガスやエンジンの騒音が発生しないため、全レースが公道で行われている点が特徴だ。
17年末からスタートする第4シーズンは、9月1日現在で独Audi、英Jaguar、仏Renaultなど10チームが参加を表明している。開催地は、香港、サンパウロ(ブラジル)、ローマ(イタリア)、チューリッヒ(スイス)など11都市で、計14戦が行われる予定。
第5シーズンの開催地などは未定だが、独BMWも参戦する予定。19年に開幕する第6シーズンからは、独Mercedes-Benzと独Porscheも参戦を表明している。
関連記事
- 日産、ノートe-POWERに「NISMO」追加
日産自動車は、小型車「ノートe-POWER」にスポーツ仕様の「NISMO」モデルを追加すると発表。12月12日に発売する。 - 日産、「セレナ e-POWER」を初公開へ
日産は、ミニバン「セレナ」に電動パワートレイン「e-POWER」を搭載する「セレナ e-POWER」を東京モーターショーで初公開する。 - 通称“海のF1レース”、ついに日本初開催のアメリカズカップとは何か?
1851年から続く世界最古の国際ヨットレース「アメリカズカップ」が、長い歴史の中で初めてアジアで開催された。予選レース「ワールドシリーズ」の最終戦となった福岡大会のレポートとともに、同カップが“海のF1”と呼ばれるゆえんなどを伝える。 - F1エンジン搭載 AMG「プロジェクトワン」初披露
メルセデスAMGは、F1参戦で培ったパワーユニットを搭載するスーパーカー「Project ONE」(プロジェクトワン)を世界初披露した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.