コラム
お金をためたければ、通帳は「3冊」にしよう:マネーの達人(1/3 ページ)
お金をためるためには、3冊の通帳を使って家計を管理することをおすすめします。その理由と効果的な方法を解説します。
たまる家計にするには、まず「使う」と「ためる」を明確に分ける事が重要です。
けれども、1つの銀行口座で家計の全てを管理していると、ためるはずのお金をうっかり使ってしまい、いつも赤字なんて事になりかねません。
それを防ぐためにも銀行口座を複数に分ける事をおすすめします。
家計におけるお金の使い道は、大きく分けると次の3つに分類できます。
- 「生活費」
- 「特別出費」←これを作るのがポイント
- 「貯蓄」
銀行口座はこの3つに分けます。
通帳1冊目 生活費
食費、光熱費、税金など毎月の生活で必要な出費。
生活費は最も利用頻度が高い「メインバンク」で管理すると便利です。給与振込口座ならなお良いです。特に「生活費口座 = 給与振込口座」にしておくと、光熱通信費など日常生活で必要な費用の口座引き落としの際に残高不足になりにくいというメリットがあります。
また、給与やボーナスの振り込み、あるいは各種口座引き落としの明細(通帳)が簡易家計簿となり、毎月の収支をはっきりと把握できるという利点もあります。
メインバンクを選ぶポイント
- 自宅や職場の近くにATMや支店がある
- ATM手数料が無料または格安である
生活費は毎月一定の金額ではありません。毎月決まった金額しか引き出さない人でも急に追加で現金が必要となる場合もあります。そんな時、近くにメインバンクのATMがないと大変困ります。また、引き出すたびに高いATM手数料がかかるとそれが地味に負担です。
そのため、上記の2つのポイントを満たす銀行をメインバンクとすることをおすすめします。
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