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躍進中のワイモバ、「Android ONE」4機種と「タダ学割」発表市場シェア1位獲得(2/2 ページ)

Y!mobileが、米Googleが提供する低価格端末「Android ONE」の新機種への対応と、学割サービス「タダ学割」を発表した。市場でのさらなる地位確立を目指す。

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主な質疑応答

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ソフトバンクの寺尾洋幸執行役員=左、Googleのジョン・ゴールド Androidパートナープログラム ディレクター

 会見での主な質疑応答は以下の通り。

――他の格安SIM事業者がY!mobileに似た料金プランを打ち出しているが、どう捉えているのか。

寺尾執行役員: 追随する他社が現れたことは、当社の努力が受け入れられた結果だと感じている。ただ、新たなサービスを作ることが私の使命だ。今後は、他社の模倣を上回るようなサービスを世に出していきたい。

――シェア1位になったという話があったが、Y!mobileの人気が出すぎたことで、ソフトバンクグループ全体の通信事業のARPU(1契約当たりの売り上げ)が下がっているのではないか。

寺尾執行役員: ソフトバンクとY!mobileの両方を伸ばそうと考えている。ソフトバンクブランドとは、お互いに切磋琢磨しながら成長を目指していきたい。

――以前、「SIMロックフリー端末とSIMカードのセット販売が伸びている」という話があったが、今後も展開するのか。

寺尾執行役員: 各メーカーと協議し、最適な形で提供できるよう努力していく。

――総務省が「大手キャリア(携帯事業者)のサブブランドがMVNO(仮想移動体通信事業者)の成長を阻害している」と指摘しているが、どう捉えているか。

寺尾執行役員: 当社は、他社に値下げ攻勢を仕掛けているわけではない。分かりやすい料金体系を設け、顧客の課題を改善した結果、シェアを伸ばしているにすぎない。ただ、安さだけのサービスは必ず淘汰(とうた)されると考えている。

――「ポケットWi-Fi」が学割の対象から外れたが、今回の学割では提供しない方針なのか。

寺尾執行役員: 現在検討中だが、今回は「新しくスマホを持つ中高生」が主要なターゲットだと考えている。

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