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コンビニプリントも“インスタ映え” セブンが「ましかくプリント」開始:マルチコピー機を機能強化
セブンイレブンが、「マルチコピー機」の機能を強化。写真を正方形にプリントできるサービス「ましかくプリント」を始める。画像共有SNS「Instagram」の流行が背景にある。
セブン-イレブン・ジャパンは12月5日、コピー、FAX、各種用紙のプリントなどが可能な「マルチコピー機」(富士ゼロックス製)の機能を強化し、写真を正方形にプリントできるサービス「ましかくプリント」を全国の店舗で始める。画像共有SNS「Instagram」の流行を機に、若年層を中心に正方形の写真が流行しつつあるのに対応する。
プリント料金は、1回当たり30円(税込)。対応ファイルはJPEG、TIFF、BMP形式。
利用者は、マルチコピー機に記録メディアを挿入するか、無線LAN経由で使えるアプリ「セブン‐イレブン マルチコピー」に画像データを登録し、プリントメニューの中から「ましかくプリント」を選択すると、89×89ミリの正方形の枠内に写真データを自動でトリミングしたものを印刷できる。
写真は89×127ミリの用紙に出力されるが、正方形にカットするための切り取り線を追加できる。写真にメッセージを書き込んだり、飾ったりすることを想定し、縁の有無やタイプも選べる仕様にした。
ましかくプリントの開始に合わせ、「セブン‐イレブン マルチコピー」の英語版「Seven-Eleven Multicopy」もリリースする。「ましかくプリント(Square Print)」「スキャン(Scan)」「普通紙プリント(Document Print)」――などのメニューを備えており、訪日外国人の記念写真などの印刷を便利にするとしている。
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