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眼鏡のJINS、「心の変化を読み取る」スマホゲームを開発:コミックマーケット93に出展
眼鏡の「JINS」がスマホゲームを開発。「JINS MEME」を活用し、展開が変化するゲーム。
眼鏡チェーン「JINS」を運営するジンズは12月26日、スマートフォン向けゲーム開発プロジェクトを始めると発表した。眼鏡型ウェアラブル端末「JINS MEME(ミーム)」を活用したゲームで、プレイすることで起きる心の変化をJINS MEMEが読み取り、ストーリーの展開に反映する内容になるという。
JINS MEMEは、目や体の動きのデータを取得し、集中力、落ち着き、活動量、姿勢などのさまざまな状態を数値化する眼鏡型のウェアラブルデバイス。プロジェクトの第1弾として、12月29〜31日に東京国際展示場で開催する「コミックマーケット93」の企業ブースに出展。JINS MEMEから取得される心の状態と選択肢との組み合わせで3種類のエンディングを迎える1分程度のシミュレーションゲームを展示する。
JINSは6月に「JINS MEME GAMING」プロジェクトを立ち上げ、e-Sports(競技としてのコンピュータゲーム)プレイヤーの心の状態の可視化や、ゲーム実況プレイ動画コンテスト開催など、JINS MEMEを使ったゲームの可能性を提案していた。スマホゲーム開発も同プロジェクトの一環として展開する。
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