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Pepperを活用した教育も 東松島市とソフトバンクが包括協定:東北の自治体では初
宮城県東松島市とソフトバンクは教育や観光などの分野で包括協定を締結した。Pepperを活用したプログラミング学習などを実施する。
宮城県東松島市とソフトバンクは1月12日、教育や観光、高齢者支援などの分野で同市の発展と市民サービス向上を目的とする包括協定を締結した。ソフトバンクが東北地方の自治体と包括協定を結ぶのは初めて。
同協定の内容は、ICTを活用した教育や子育て支援、市民の健康増進、高齢者の生活支援、地域観光の活性化、働き方改革の推進、そのほか公益活動に関わることとしている。
具体的には、人型ロボット「Pepper」を活用したプログラミング学習、ICT技術を利用した部活動やスポーツ支援、シェアサイクルやスマートフォンアプリを活用した地域観光の活性化、タブレットを活用したテレワークの推進などを予定する。
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