調査リポート
「自己啓発」のために取り組んでいること、1位は?:時間や金額はどれくらい?
ビジネスパーソンは自分を成長させるためにどんなことに取り組んでいるのか?――エン・ジャパン調べ。
自己啓発のために取り組んでいることは?――人材サービスのエン・ジャパンの調査によると、「成長するために取り組んでいることがある」と回答したのは54%。トップ3は「資格取得の勉強」「語学の勉強」「ExcelやWordなど業務で使うスキルの勉強」だった。
こうした勉強に費やす時間は「週に1〜2時間未満」、金額は「月に5000円未満」が最多だった。40代以上は自己啓発への意識や動機が高まるのか、費やす時間や金額も他年代と比べてやや多い。
自己啓発の目的は「新しいことへのチャレンジ」「今後のキャリア選択肢拡大」「今の仕事に生かす」などが上位に。「転職活動に備えるため」の回答も多く、20代では56%と3位だった。
職種別の実施率が高かったのは「専門職系(コンサルタント、金融、不動産)」(75%)、「技術系(IT・Web・ゲーム・通信)」(70%)、「企画・事務・管理系」(68%)。一方で最も低かった職種は「販売・サービス系(ファッション・フード・小売)」の34%だった。
2017年11月30日〜12月26日に転職支援サービス「エン転職」のユーザーにインターネットアンケートを行い、3264人が回答した。
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