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西武の有料座席指定列車「拝島ライナー」、3月10日に運行開始 高田馬場と小平〜拝島に停車:平日・土休日の午後6〜10時に運行
西武鉄道が有料座席指定列車「拝島ライナー」を3月10日から運行。西武新宿駅から拝島駅に向かう下り列車で、停車駅は西武新宿線の西武新宿駅、高田馬場駅と、西武拝島線の小平駅〜拝島駅の各駅。
西武鉄道は1月25日、有料座席指定列車「拝島ライナー」を3月10日から運行すると発表した。西武新宿駅から拝島駅へ向かう下り列車で、平日・土休日の午後6〜10時台に1時間1本ずつ、1日当たり計5本を運行する。
停車駅は、西武新宿線の西武新宿駅、高田馬場駅と、西武拝島線の小平駅〜拝島駅の各駅。座席指定料金は300円(税込)で、乗車券はWebサイト、駅窓口、指定券券売機で購入できる。小平駅以降は座席指定料金不要で乗車できる。
西武鉄道によると「停車駅・運転時刻・指定料金は、拝島線沿線にお住まいのお客さまにご利用いただき、都心からの仕事や買い物などのお帰りの時間にちょうどよく、お気軽にご利用しやすい料金として設定した」という。
同社は2017年3月から所沢駅〜豊洲駅間、西武秩父駅〜元町・中華街駅間で有料座席指定列車「S-TRAIN」を運行。拝島ライナーの使用車両はS-TRAINと同じ「40000系」で、車内にWi-Fi、電源コンセント、トイレなどを備えている。
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