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トヨタ、「アルファード」など9万台リコール エアバッグが作動しない恐れ「プリウス」「レクサス」なども

トヨタ自動車が、「アルファード」など計9万1210台をリコール。有事にエアバッグが正常に作動しない恐れがあるため。現時点では、事故の報告はまだないという。

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 トヨタ自動車は1月31日、ミニバン「アルファード」、ハイブリッドカー「プリウス」など13車種のエアバッグ制御システムに異常が見つかったとして、計9万1210台のリコールを国土交通省に届け出た。


トヨタ自動車が9万台リコール

 対象は、2015年5月〜16年1月に製造した「アルファード」「ヴェルファイア」「プリウス」「シエンタ」「ノア」、「レクサス」ブランドの「NX200t」「NX300h」――など。

 いずれの車種も、エアバッグ制御システム内の加速度センサー・圧力センサーに搭載したICチップの製造条件が不適切であり、内部で断線する可能性があるという。

 そのため、エアバッグ警告灯が点灯するほか、有事にエアバッグが正常に作動しない恐れがあるとしている。


有事にエアバッグが正常に作動しない恐れがある

 消費者から報告された不具合は、加速度センサーの異常が323件、圧力センサーの異常が45件。現時点では、事故の報告はまだないという。

 トヨタは今後、全車両のセンサーの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する予定。消費者にはダイレクトメール(DM)で、整備事業者には機関誌でそれぞれ通知する。

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