ニュース
神戸製鋼、山口副社長が社長昇格 「新体制で信頼回復する」:川崎社長が引責辞任で
神戸製鋼が、4月1日付で山口貢副社長が社長に昇格すると発表。4月1日付で辞任する川崎博也社長の後任。「皆さまからの信頼をできる限り早期に回復する」という
神戸製鋼所は3月9日、4月1日付で山口貢副社長が社長に昇格すると発表した。アルミニウム製部品などのデータ改ざん問題の責任を取り、4月1日付で辞任する川崎博也社長の後任。
山口氏は1958年生まれの60歳。現在は副社長のほか、機械事業部門長も務めている。
神戸製鋼は「今後、新たな体制の下、一連の品質問題に対する当社の責任を果たすとともに、皆さまからの信頼をできる限り早期に回復すべく、組織体制、企業風土の抜本的改革を進めてまいります」とコメントしている。
関連記事
- 神戸製鋼、川崎社長・金子副社長が引責辞任 執行役員は減俸
神戸製鋼の川崎社長と金子副社長が4月1日付で退任する。データ改ざん問題発覚による引責辞任。執行役員は減俸となる。 - 大企業のノルマが、「不正の温床」になる本質的な理由
日本企業の不正が次々にバレている。日産の無資格者検査、神戸製鋼のデータ改ざん、商工中金の不正融資など。なぜ同時多発的に問題が起きているのかというと……。 - 神戸製鋼、18年3月期の通期予想は450億円の黒字
神戸製鋼が、これまで未定としてきた2018年3月期の通期業績予想を発表。最終損益を450億円の黒字とした。実現した場合、最終黒字は3年ぶり。 - 改ざん問題公表の神戸製鋼、ストップ安
10月10日午前の株式市場で、神戸製鋼に売り注文が殺到して取引が成立せず、ストップ安売り気配に。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.