2015年7月27日以前の記事
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目指すは「高齢者のたまり場」 イオンの新店舗店員と一緒にラジオ体操(2/2 ページ)

イオンが新しくオープンするショッピングセンターでは、健康セミナーやラジオ体操を提供する。高齢者向けの施策を強化していく店舗は今後も増えるだろう。

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高齢者向け施策を強化

 君津市役所の年齢別人口統計表によると、君津市には40〜60代が多く住んでいる。単身、1人世帯も多い。こういった立地条件を踏まえ、コミュニティーの場として利用できる店舗づくりを目指した。広報担当者によると、高齢者向けの施策を充実させた店舗はほかにもある。例えば、イオンスタイル検見川浜(千葉市)は周囲に築30年を超えるマンションが多く、高齢者の割合が高いという。そこで、塩分控えめの総菜を提供したり、ラジオ体操を行ったりしているという。高齢者が主要顧客となる店舗はますます増えることが予想される。

 イオンのショッピングセンターは、ファミリー層を対象に買い物だけでなく時間を過ごす空間も提供してきた。今後は、高齢者が集う空間を提供する戦略にも注力せざるをえなくなるだろう。

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