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第一生命、健診結果の提出で保険料を割り引く「健診割」導入:業界初
第一生命保険は3月22日、新保険商品「ジャスト」と、契約時に健康診断結果を提出するだけで保険料が割引となる「健診割」を導入した。
第一生命保険は3月22日、新保険商品「ジャスト」と、契約時に健康診断結果を提出するだけで保険料が割引となる「健診割」を導入した。
「ジャスト」は、従来の「主契約に特約を付加する方式」を改め、必要な保障を選んで組み合わせる方式にした。3大疾病や死亡保険、医療保険などから契約者が必要なものを自由に組み合わることができ、加入後も契約者のニーズの変化に合わせて組み合わせを見直すこともできる。保障ニーズの多様化に対応する。
「健診割」は、健診結果の提出で保険料を割り引く特約で、生保業界で初という。(1)契約時に健康診断書などを提出することで割り引き、(2)BMI(18.0以上27.0以下)や血圧(最低85mmHg未満かつ最高130mmHg未満)などの値が一定の条件を満たし、「健康状態は優良」と判断されれば、さらに割り引く──と、最大で2割を割り引く。
健診の受診率は全年齢で約7割にとどまっている。同社の分析によると、健診を受診した人は、受診していない人と比べ、死亡を原因とする保険金支払いの発生率は1割、3大疾病などを原因とする支払い発生率は3割低いという。
「健診割」の対象は、新商品「ジャスト」にも含まれる「アシストワイド」、「アシストワイドプラス」、「インカムサポートワイド」、「特定疾病定期保険」――など。
第一生命の稲垣精二社長は「健康診断は毎年受診してほしい。第一生命は健康診断を通して皆さまの健康づくりをサポートしていきたい」と話している。
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