ニュース
17年度の国内家庭用ゲーム市場、2年連続で拡大 Switchがけん引:モンハンワールドも好調
ゲームメディア「ファミ通」(Gzブレイン)が発表した2017年度のゲーム市場調査の結果によると、国内家庭用ゲーム市場はハード・ソフト合計で3878.1億円(前年比21.8%増)と、2年連続で拡大した。
ゲームメディア「ファミ通」(Gzブレイン)が発表した2017年度のゲーム市場調査の結果によると、国内家庭用ゲーム市場はハード・ソフト合計で3878.1億円(前年比21.8%増)と、2年連続で拡大した。
任天堂が17年3月3日に発売したNintendo Switchが累計400万台超を販売し、ハード・ソフトともに市場をけん引した。
ソフト販売は「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」(219.8万本)が1位。「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」は、2機種(3DSとPS4)の合計では311.7万本と、トップだった。2016年度は100万本以上売れたタイトルが4本だったのに対し、2017年度は7本に上った。
ハードのランキングでは、Nintendo Switchが351.3万台でトップ。2位は203.6万台を売り上げたプレイステーション4(PS4)。18年1月26日に発売された「モンスターハンター:ワールド」がPS4の売り上げを後押しした。
2018年度もNintendo Switchの勢いは続くとみられるほか、「大乱闘スマッシュブラザーズ」(Nintendo Switch)や「キングダム ハーツIII」(PS4・Xbox One)などの人気タイトルの発売も予定されており、市場動向が注目される。
集計期間は2017年3月27日〜2018年3月25日。
関連記事
- ゲームセンターが好調なのに、あえてセガが「たい焼き屋」を始める理由
セガ エンタテインメントが「『セガのたい焼き』 池袋店」をオープン。当初のメニューは小倉あんなど5種類だが、セガのゲーム・アニメとコラボしたたい焼きを順次販売する。担当者に“セガブランド”で店舗を運営する理由を聞いた。 - 任天堂、7年ぶり売上高1兆円突破へ 「Switch」好調、通期1500万台に
任天堂は、2018年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高が1兆200億円になる見通しだと発表した。 - 「人生ゲーム」50周年 友情・努力・勝利の「少年ジャンプ」コラボも
タカラトミーの「人生ゲーム」が発売50周年を迎える。50周年を記念した新商品ラインアップが続々と登場。「週刊少年ジャンプ」とコラボした「週刊少年ジャンプ人生ゲーム」も発売する。 - 「パズドラ」で景表法違反のガンホーに5020万円の課徴金
消費者庁が、ガンホー・オンライン・エンターテイメントに5020万円の課徴金を課した。「パズル&ドラゴンズ」において、有料ガチャで入手できるモンスターについて誤認させる表示を行っていたため。「13体のモンスターが究極進化する」としていたが、実際は2体だった。 - スクエニHD、上半期は営業益2倍に ドラクエ・FF新作好調
スクウェア・エニックスHDが2017年4〜9月期の連結決算を発表。7月に発売した「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」シリーズの新作が好調で、大幅な増収増益となった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.