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ビットコイン価格、18年後半に急上昇?:IMFラガルド専務理事も楽観的に
ビットコインの識者たちは米国の確定申告締め切り日を過ぎればビットコインの価格は回復基調に戻ると踏んでいたが、4月17日の市場は8000ドルを下回る展開となった(ただし、確定申告の締め切りはシステムダウンの影響もあり、1日延長になった)。
ビットコインの識者たちは米国の確定申告締め切り日を過ぎればビットコインの価格は回復基調に戻ると踏んでいたが、4月17日の市場は8000ドルを下回る展開となった(ただし、確定申告の締め切りはシステムダウンの影響もあり、1日延長になった)。
だが米CNBCが報じたところによると、ファイナンスの専門家で、仮想通貨関連スタートアップ企業などにエンジェルとして投資やアドバイスをしているジャック・タタール氏は、ビットコインの相場に対し強気な見方を示しているという。
タタール氏は、17日の確定申告の締め切り直後に価格は回復基調には転じないとし、「機関投資家の資金が流入し、投資家がより知識を付けてくることで、今年後半にビットコインの価格は急上昇するだろう」と予測した。
国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事も今月16日に、IMFのブログ(日本語訳あり)に仮想通貨の秘める利点を列挙した記事を掲載し、仮想通貨への考え方がより楽観的な方向にシフトしていることを示唆した。
前回の投稿では、仮想通貨がテロ組織への資金源になることや資金洗浄に使われることなどマイナスの側面に焦点を当てていたため、今回の投稿が注目を集めていた。
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