ホンダ、軽スクーター「フォルツァ」フルモデルチェンジ 安全・軽快な走り:ABS、HSTC搭載(1/2 ページ)
ホンダがスクーター「フォルツァ」をフルモデルチェンジ。ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)と「Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)を搭載。走行性能と扱いやすさを向上させた。
ホンダは5月11日、250ccスクーター「フォルツァ」をフルモデルチェンジし、7月20日に発売すると発表した。「走行性能と扱いやすさの向上」をテーマに、機能・デザインを刷新。安全性を高めつつ、小回りの利く仕様になっている。
外観は歴代「フォルツァ」のイメージを継承しつつ、より軽快さ・先進性を強調するデザインに刷新。「上質で存在感のあるスタイリングを実現した」という。アルミ製ホイールもデザインを刷新し、サイズアップを図った。
車体には、剛性を最適化した軽量かつコンパクトな新フレームと、走行状況や好みに合わせて調整可能な電動式可動スクリーンを採用。「高速域での快適な走行と、低速域での小回りの効く軽快な走行の両立を目指す」としている。
ABS、HSTC搭載
扱いやすさを強化するため、エンジンは低速域での操作に適した出力特性を持たせた。摩擦係数を低減する低フリクション技術も採用し、燃費性能を向上させた。
急ブレーキをかけた際にタイヤがロックされることを防ぎ、障害物などの回避性能を高めるABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を搭載し、安全性を高めた。
後輪の駆動力を調整できる機能「Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)」も搭載し、ドライバーのアクセル操作をサポートする。
スマートキーを携帯するとエンジンを始動できる「Honda SMART Key システム」も採用。フルフェイスヘルメットを2個積載できるラゲッジスペースを設け、収納性も充実させた。
価格は64万6920円(税込)。国内で年間3000台を販売する計画。
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