KDDIが夏モデル発表 「デュアルカメラ」で花火・夜景を鮮やかに撮影:「+メッセージ」標準搭載(1/3 ページ)
KDDIが携帯電話の2018年夏モデルを発表。スマートフォン6機種・フィーチャーフォン1機種の計7機種。「デュアルカメラ」を備えたハイエンドモデルを多くそろえた。スマホは全て「+メッセージ」を搭載した。
KDDIは5月14日、携帯電話の2018年夏モデルを発表した。スマートフォン6機種・従来型携帯電話(フィーチャーフォン)1機種の計7機種で、高画質な画像・映像の撮影に適した「デュアルカメラ」対応のハイエンドモデルをそろえた。スマホは全て、NTTドコモ、ソフトバンクと共同開発したコミュニケーションアプリ「+メッセージ」を搭載。スマホ5機種は受信最大958Mbpsの高速通信にも対応した。
KDDI 商品・CS副統括本部長の山田靖久氏は「夏モデルはカメラ機能を充実させた。花火や夜景がスマホで撮影できないといった課題を解決し、ユーザーに“ワクワク”を届けたい」とコメントした。
スマホに標準搭載する「+メッセージ」については「9日のリリースから1週間弱で、当社だけで計50万件ほどダウンロードいただいている」(山田氏)と明かした。
「Xperia」シリーズ初のデュアルカメラ、アーチ形状
「Xperia XZ2 Premium SOV38」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製、8月中旬発売予定)は、Xperiaシリーズ初となるデュアルカメラを搭載。メインカメラは約1920万画素(カラー)・約1220万画素(モノクロ)、サブカメラは約1320万画素で、鮮やかな写真を撮影できる。ISO感度の最高値は静止画撮影時は5万1200、動画撮影時は1万2800に上り、暗い場所でも鮮やかな写真と動画が撮れる。高精細のディスプレイを備え、4K HDR動画の撮影・再生にも対応する。
「Xperia XZ2 SOV37」(同、5月下旬発売予定)は、メインカメラが約1920万画素、サブカメラが約500万画素。1秒間に960フレームのスーパースローモーション動画撮影が可能だ。前モデルから音量が20%向上したフロントステレオスピーカーを備えるほか、ゲームやミュージックビデオのプレイ時に、アクションに合わせて本体が振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」も搭載し、臨場感を高めた。
両モデル共に背面に3Dガラス、側面にメタルフレームを採用。同シリーズ始めてアーチ形状のデザインを採用し、手になじみやすい仕様にした。
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