ニュース
東京・杉並 西荻窪の信用金庫で強盗 緊迫の現場:普段は静かな一帯が……
5月16日朝、東京都杉並区西荻窪の信用金庫に男が押し入る強盗事件が起きた。現場はものものしい雰囲気に包まれている。
報道によると、5月16日朝、東京都杉並区の信用金庫に男が押し入る強盗事件が起きた。男は現金約1100万円を奪って逃げたという。普段は静かな一帯は、朝からものものしい雰囲気に包まれている。
強盗事件が起きたのは「西武信用金庫西荻窪支店」。押し入った男は支店長の男性をバールのようなもので殴り、現金を奪ったという。男は逃走中という。
現場となった同支店はJR西荻窪駅から南に100メートルほどの交差点の角地にある。駅前で、交通量は比較的多いものの、普段は静かな一帯だ。
周辺には多数の警官やパトカーが出動。現場近くは立ち入り禁止になり、上空にはヘリコプターが旋回。通勤で駅へと急ぐ人には警官が迂回を呼び掛け、周辺の道路は渋滞した。現場を取り巻く住民からは「西荻窪でこんな事件が起きるとは」と驚く声が上がっていた。
記者が現場に遭遇したのは保育園に子どもを送った帰り道でのことだ。自宅から保育園までの道で警戒中の警官と相次いですれ違い、立ち寄ったコンビニの近くに覆面パトカーが駐車しているなど、異様な雰囲気に「何かあったのか」と気付いた。同支店の通りは日常的に利用している。
乗降客数の多いJR中央・総武線の沿線だが、隣駅の吉祥寺などと違って閑静な土地柄なのが西荻窪だ。容疑者が逃走中ということもあり、子を持つ親として不安を感じる。一刻も早い容疑者の確保を望みたい。
関連記事
- 「指混入」だけじゃない 幸楽苑が日高屋に負けた理由
ラーメンへの異物混入事件でブランドイメージを大きく損なった幸楽苑。この事件が現在に至るまでの不振の原因として指摘される。しかし、本質的な敗因は別のところにもあった。 - スシローの進化についていけなかったかっぱ寿司
かつて業界をリードする立場だったかっぱ寿司が、競合他社に次々と追い抜かれている。逆転を許してしまった背景にはいったい何があるのだろうか。 - 戦う相手が強すぎて衰退した東京チカラめし
急速に店舗数を増やして大いに注目された東京チカラめし。しかし、衰退するのも早かった。理由として「店舗の急拡大にオペレーションが追い付かなかった」「店舗の清掃が行き届いていなかった」などが挙げられるが、本当にそれだけが原因なのだろうか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.