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日本経済新聞、Amazonで定期購読 大手紙で初の試み:5月18日から7月25日までの試験販売
日本経済新聞がAmazonで定期購読の販売を開始。大手の日刊全国紙がAmazon上で定期購読を受け付けるのは初の試み。
日本経済新聞社が「Amazon.co.jp(Amazon)」での定期購読の受付を始めた。朝夕刊セットの6カ月定期購読で、価格は2万9400円(税込、配送料含む)。大手の日刊全国紙がAmazonで定期購読を受け付けるのは初。
日本経済新聞社の広報室によると、5月18日から7月25日までに期間を限定した試験販売という。また、自社以外のWebプラットフォームで定期購読を受け付けるのは初めて。
Amazonから定期購読の申し込みができる新聞は、「朝日小学生新聞」「朝日中高生新聞」(朝日学生新聞社)などの例があるが、日刊の全国紙では初の試みだ。
日本経済新聞の販売部数は、朝刊244万部、夕刊115万部(2018年2月、日本ABC協会公査販売部数)。電子版にも力を入れており、有料会員数は約56万人(18年1月)だ。Amazonでの定期購読受付は、既存の販売チャネルでは獲得できなかった読者層の購読を狙うと見られる。
5月25日までに注文を完了すると、6月1日から配達開始となる。6カ月の定期購読商品のため、1日のみの購入や期間中の途中解約はできない。
配達エリアは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、山梨県、愛知県、岐阜県、三重県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、山口県、福岡県、佐賀県。
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