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セブン&アイ、新会社「セブン・ペイ」でスマホ決済参入 来春開始へ:セブン‐イレブンアプリと連動
セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン・フィナンシャルサービスとセブン銀行が6月14日付で、共同出資により新会社「セブン・ペイ」を設立した。
セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン・フィナンシャルサービスとセブン銀行が6月14日付で、共同出資により新会社「セブン・ペイ」を設立した。2019年春をめどに、スマートフォンで簡単に決済できるサービスの提供を目指す。
資本金は1億5000万円。出資比率はセブン・フィナンシャルサービスが70%、セブン銀行が30%。
セブン銀行の広報担当者は「6月にサービスを始めた『セブン‐イレブン アプリ』と連動させる計画。QRコード読み取り式にするかなど、その他の詳細はまだ検討中の段階だ」とした。
電子マネー「nanaco」などの既存サービスについては、今後も提供を続けていく予定だという。
「セブン‐イレブン アプリ」では買い物に応じてポイントが付与されたり、クーポンなどが配信される。nanacoやセブン&アイグループ共通マイルを貯めることもできるサービスだ。
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