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電通・スカパーが音楽番組制作で新会社 社長は「BAZOOKA!!!」プロデューサー:イベント運営、放送権ビジネスも展開
スカパーJSAT、電通など4社が、音楽ライブ番組の制作会社「THReee entertainment」を設立。資本金は2億円で、出資比率は非公開。国内外への放送権・配信権の販売も手掛ける。
スカパーJSAT、電通、ソーシャルゲーム開発のアカツキ、番組制作の東北新社は6月26日、音楽ライブ番組の制作会社「THReee entertainment(スリー・エンタテインメント)」を共同出資で設立したと発表した。
資本金は2億円で、出資比率は非公開。番組の企画・制作や、国内外への放送権・配信権の販売、音楽イベントの企画・運営などを手掛ける予定で、26日に本格的に事業を始めた。
新会社が制作した音楽番組は、基本的に衛星放送「スカパー!」で放送する。アーティストやスポーツ選手とファンが交流できるSNSアプリ開発も行っていく。
社名は「excite」「engage」「empower」の“3つのe”にちなんだという。社長には、スカパーJSATで人気バラエティー番組「BAZOOKA!!!」などのプロデューサーを務め、同番組から生まれた音楽イベント「高校生RAP選手権」を人気興行に育てた赤松勇介氏が就任する。
スカパーJSATはコンテンツの放送・配信、電通は海外向けの放送権・配信権の販売、アカツキはアプリとシステムの開発、東北新社は音楽ライブ番組やアプリ内の映像コンテンツの制作――をそれぞれ担っていく。
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