「LINE」上で遊べるHTMLゲーム登場 友だちのキャラと結婚できる「たまごっち」など8種:「LINE QUICK GAME」
LINEがHTMLゲーム「LINE QUICK GAME」を今夏リリースする。専用のアプリがなくても楽しめる点が特徴。当初は「たまごっち」とコラボした育成ゲーム「LINEで発見!!たまごっち」など8種を提供する。
LINEは6月28日、コミュニケーションアプリ「LINE」上で遊べるゲームサービス「LINE QUICK GAME」を今夏リリースすると発表した。人気のゲーム「LINE:ディズニー ツムツム」などとは異なり、専用のアプリがなくても楽しめる点が特徴。
HTML5形式のゲームで、公式アカウントから届くメッセージをタップすると遊べる仕組み。「友だち」と協力・競争したり、結果をシェアしたりすることも可能だ。
その目玉になるタイトルが、かつて社会現象を巻き起こした携帯型育成ゲーム「たまごっち」とコラボした育成ゲーム「LINEで発見!!たまごっち」だ。
LINE上でたまごっちと遊んだり、ご飯をあげたり、ミニゲームで遊んだりできるもので、空腹など伝えたいことがある場合、たまごっちは「LINEトーク」でユーザーを呼び出す。「友だち」のたまごっちと結婚させ、子ども作ることも可能という。子どもを育てることもでき、「育成とコミュニケーションがやめられない」としている。
このほか、リリース当初はクイズゲーム「LINE みんなでクイズ」、フィッシングゲーム「釣り★スタ QUICK」、パズルゲーム「LINE 今日のナンプレ」――など計8種類を提供する。
LINEの舛田淳取締役CSMO(最高戦略マーケティング責任者)は、「アプリさえあれば、いつでもどこでもゲームできる点が特徴。チャットで『友だち』とコミュニケーションできるなど、LINEならではの基盤も生かした。今後もパートナー企業を拡充し、タイトルを適宜追加していく」と話している。
関連記事
- バンダイ、初代「たまごっち」復刻版発売 20周年記念
バンダイが「祝20しゅーねん!たまごっち」を発売する。初代「たまごっち」をそのままの形で復刻したという。 - ガンホー新作は「妖怪ウォッチ」の位置情報ゲーム レベルファイブとタッグ
ガンホーとレベルファイブが、ゲームアプリ「妖怪ウォッチ ワールド」をリリース。位置情報を活用したARゲームで、おなじみの妖怪が画面上に出現する。バトルや育成などの遊び方が可能。 - 「NEOGEO mini」の発売日、7月24日に決定 Amazonで予約受付開始
ゲーム機「NEOGEO mini」の発売日が7月24日に決定。1990年に発売したアーケード用・家庭用のゲーム機を小型化したもの。往年の人気タイトル40作品を収録する。 - 妖怪ウォッチ、「子どもの好きなキャラ」圏外に
妖怪ウォッチが「子どもの好きなキャラ」のトップ10から転落した。年代別でも上位に入らなかった。グッズの売り上げも低迷しており、2018年3月期は決算資料のIP別売上高から消えたことでも話題となっていた。 - 話題のカプセルトイ「だんごむし」なぜ開発? 生みの親に聞いてきた
バンダイが発表した、ダンゴムシを1000%スケールで立体化したカプセルトイ「だんごむし」が話題だ。商品コンセプトはいかにして思いついたのか。開発の裏に何があったのか。開発担当者に話を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.