気象庁は6月29日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表した。6月の梅雨明けは統計を始めて以来初。
沖縄(23日ごろ)、奄美(26日ごろ)に続き、九州などを飛び越しての梅雨明けとなった。昨年に比べ7日早く、平年(7月21日ごろ)に比べると22日早い。梅雨入り(6日ごろ)は平年比で2日ほど、昨年比で15日ほど早かった。
29日は太平洋の高気圧が日本を多い、大陸に低気圧がある「南高北低」の夏型の気圧配置になった。
過去の猛暑ではビールやエアコンなどの販売が伸びるなど、消費にプラスに働く傾向があるが、一方、7月は猛暑だったものの8月には長雨と冷夏に泣かされた年もある。今年の早い梅雨明けは景気にどんな影響をもたらすのか。
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