プラスチック製ストロー廃止の動きが飲食業界以外にも広がっている。米航空会社のAmerican Airlinesが廃止を打ち出し、日本航空(JAL)も「現段階では何も決まっていないが、検討はしている」という。広く使われているプラスチック製ストローだが、急速に姿を消す可能性もある。
American Airlinesは7月10日、今月から航空ラウンジでのプラスチック製ストローやマドラーの使用を廃止すると発表した。11月からは航空機内での提供も取りやめ、環境に優しい生分解性の素材や竹製のものに切り替えていくという。
国内ではどうか。ITmedia ビジネスオンラインの取材に対し、JALの広報担当者は「現段階では何も決まっていないが、検討はしている」と回答。廃止する企業が増えていることは把握しているといい、「周りの様子を見つつ、必要があれば今後も検討を進めていく」とした。
全日本空輸(ANA)の広報担当者は「まだ何も決まっていない」と述べた。
飲食業界では、米Starbucksや米McDonald'sなどのグローバル企業が、世界的な環境保全に対する意識の高まりに配慮し、プラスチック製ストローの使用を見直す方針を相次いで発表していた。
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