マツダは7月11日、西日本の記録的な豪雨の影響で停止していた広島県と山口県の工場で、12日から生産を再開すると発表した。
豪雨の影響で、広島市の宇品第1、第2工場と、山口県防府市の防府第1、第2工場の操業を7日に停止。11日も再開していなかった。
12日から、宇品工場は昼勤のみの1直操業、防府工場は通常の操業で生産を再開する。安全面や交通状況などに配慮し、20日までこの形で操業する予定という。
宇品工場では「CX-3」「CX-5」「CX-8」、ロードスターなどが、防府工場では「CX-3」「CX-5」と「アクセラ」「アテンザ」「デミオ」が生産されている。
マツダは「地元企業として地域と連携をとりながら、必要な物資の提供や人的支援などを行っていく」としている。
関連記事
- CXシリーズに救われたマツダの決算
マツダが17年度決算を発表。各地域での販売台数推移を見ると、同社のクルマは全世界で売れていることが分かる。そして、その結果の要因はCXシリーズなのだ。 - JR西、山陽線などの10区間で復旧に1カ月以上かかる見通し
西日本の記録的豪雨で、JR西日本は7月11日、鉄道施設が被災した影響で、運転再開まで1カ月以上の長期間かかる在来線の区間が、山陽線などの10区間に上ると発表した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.