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東京五輪、開会式のチケットは最高30万円 19年春発売:2020円の企画チケットも
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、東京2020大会のチケット販売の概要を発表した。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、東京2020大会のチケット販売の概要を発表した。発売は2019年春を予定しており、開会式と閉会式は最高30万円程度になるという。
チケットは公式販売サイトを通じて販売し、20年にはチケット販売所を通じた販売も予定している。
開・閉会式のチケット価格は1万2000円〜30万円(税込、以下同)、競技の一般チケット価格は、2500円〜13万円程度を予定している(7月20日時点)。
競技別では、サッカーが2500円〜6万7500円、水泳(競泳)が5800円〜10万8000円、陸上のマラソンが2500円〜6000円――といった価格を設定。2020円の企画チケットなども販売予定だ。
チケットは販売所で受け取る紙チケットか、購入者がプリンターで印刷する形式、スマートフォンなどの画面上にQRコードを表示するモバイルチケットの3種類から選べる。申し込みや購入方法の詳細などについては、決まり次第公式Webサイトで案内する。
チケット購入の際に必要となる「TOKYO 2020 ID」の登録者を促す「TOKYO 2020 ID チケット申し込み事前登録キャンペーン」を7月20日にスタートした。
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