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セーブオン、8月末で全店舗を閉店 焼きまんじゅうの今後は……:ローソンに転換へ
セーブオンが8月31日に群馬県内の全店舗を閉店し、ローソンに転換する。セーブオンブランドの全店舗が消滅する。名物「焼きまんじゅう」の販売を続けるかは未定という。
コンビニエンスストア運営のセーブオン(前橋市)は、群馬県内で運営する159店舗を8月31日午前に閉店し、ローソンに転換する。2017年2月にローソンとメガフランチャイズ契約を結んだためで、栃木県・新潟県・埼玉県など他地域の店舗は転換を終えていた。本社を置く群馬県内の店舗を転換することで、セーブオンブランドの全店舗が消滅する。
セーブオンは1984年設立。スーパー「ベイシア」、ホームセンター「カインズ」を傘下に持つベイシアグループのコンビニ子会社。群馬県や新潟県を中心に出店して地域密着型の店舗運営を行い、14年には全国で600店舗を突破したが、その後は大手チェーンに押されて撤退を始めていた。
セーブオンならではの商品で、群馬県の名物として知られる「焼きまんじゅう」の販売を転換後も継続するかどうかは「現時点では未定。ローソンと協議するほか、顧客のニーズを踏まえて決断したい」(広報担当者)という。
セーブオンは「長年にわたってご愛顧いただき、誠にありがとうございました。今後はローソン店舗に生まれ変わりますが、地域のお客さまに愛されるお店を加盟店の皆さまと共に作ってまいります」としている。
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