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ドンキの小型店「ピカソ」、目黒駅近に出店 事務用品・弁当など充実:ビジネスパーソンの獲得目指す
ドン・キホーテの小型店「ピカソ」がJR目黒駅から徒歩約2分のエリアにオープンする。領収書などの事務用品を充実させ、ビジネスパーソンの獲得を図る。弁当なども販売する。
ドン・キホーテは8月6日、小型店「ピカソ」の新店舗「ピカソ目黒駅前店」(目黒区)を24日にオープンすると発表した。JR目黒駅西口から徒歩約2分の距離に位置し、事務用品、弁当、総菜、生鮮食品、日用消耗品などを取り扱う。他業態も含め、同区内では2店目となる。
下目黒1丁目の地下1階・地上5階建てのビルに入居する。うち営業施設は地下1階〜地上3階で、売場面積は482平方メートル。同エリアは近隣にオフィスが多いため、領収書やメモなどの事務用品を充実させるほか、弁当や総菜を取りそろえてランチ需要に対応し、ビジネスパーソンの獲得を図る。
近隣住民のニーズに応えるため、青果・果肉などの生鮮食品、加工食品、シャンプー・ボディーソープなどの日用消耗品などもそろえる。化粧品、家電製品、衣料品、玩具、バラエティー用品も幅広く取り扱う予定。
24時間営業で、最大32台を収容する駐輪場を備えるが、駐車場は設けない。同社は「昼夜問わずにぎわいを見せるエリアで、お客さまの多種多様なニーズに24時間お応えする地域密着型店舗を目指します」としている。
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