20〜30代の男女のうち、交際相手がいる人は48.5%――結婚相手紹介サービスを手掛けるオーネットの調査でこんな結果が出た。恋人がいる人は20代後半の独身女性に特に多く、25〜27歳の73.9%に彼氏がいることが分かった。
では、交際相手がいる人は、現在の恋人とどこで出会ったのか? 調査によると、20代前半(20〜24歳)では男女ともに「学生時代に知り合った」(男性32.7%、女性34.2%)がトップ。2位は男性が「友人の紹介(合コンなど)」(16.4%)、女性は「アルバイト先」(17.8%)という結果だった。
また、20代前半の女性のうち、「マッチングアプリで出会った」と答えた人は全体で最多となる8.2%を占めていた。
20代後半(25〜29歳)では、男性は「学生時代」が30.2%で最多だったが、女性は「職場関係」(30.4%)がトップとなり、出会いのきっかけに違いが出ていた。2位は、男性が「職場関係」(20.8%)、女性が「友人の紹介」(13.7%)だった。
30代前半(30歳〜34歳)では、男女ともに「友人の紹介」(男性32.7%、女性21.2%)が最多。2位も男女ともに「職場関係」(男性21.8%、女性19.7%)だった。この年代では「学生時代」が激減し、男性の9.1%、女性の12.1%にとどまっていた。
30代後半(35歳〜40歳)でも、男女ともに1位が「友人の紹介」(男性26.1%、女性30.6%)、2位が「職場関係」(男性19.6%、女性10.2%)だった。「学生時代」と答えた人は男性の15.2%に盛り返していた一方、女性では4.1%にとどまっていた。
結婚への意思の差は?
では、20〜30代の男女は、こうした経緯で出会った恋人と結婚する意思をどの程度持っているのだろうか。
調査によると、「結婚を考えている」と答えた人は最多となる33.7%を占めた。以下、「まだ明確ではないが、そのつもりだ」(33.3%)、「分からない」(17.2%)、「ただの恋人で、結婚は考えていない」(9.2%)、「もともと結婚するつもりはない」(3.0%)――と続いた。
最も結婚願望が強かったのは20代後半の男性で、60.4%が「結婚を意識している」と回答。一方、20代後半の女性では、「結婚を意識している」は19.6%にとどまった。女性の結婚への意思が男性を上回るのは、30代後半という結果だった。
オーネットは「20代後半の女性では、恋人を結婚相手と意識している割合が男性の半分程度しかなく、少し寂しい結果となった。20代後半〜30代前半の男性は、恋人にやんわりと結婚を意識させる話題を振ってみて気持ちを確かめてみては」と提言している。
調査は20〜39歳の男女1108人を対象に、7月9日〜17日にかけてインターネット上で実施した。
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