18年春夏に登場した新車の記事アクセスランキング 注目の1位はやっぱり……:トヨタの新型車に人気集中(1/4 ページ)
2018年度に各自動車メーカーが公開・発売した新型車の中で、最も人気度が高かったモデルは?――ITmedia ビジネスオンライン調べ。
2018年度も、もうすぐ折り返し地点。今年度も各自動車メーカーは、外観デザインや走行性能、安全性に優れた新車を数多く発表・発売した。その中で特に注目度が高かったクルマは?
ITmedia ビジネスオンラインが18年度に公開した新車に関する記事から、アクセス数が多かった上位10車種を紹介しよう。
1位は「新型クラウン」
最もアクセスを集めたのは、トヨタ自動車が6月26日に発売した新型「クラウン」。デザインを一新し、走行性能を高めたほか、前車に車載通信機を標準搭載。さまざまな「コネクテッド」サービスに対応しており、「LINE」のトークでナビの目的地を支持したり、オイル量などのメンテナンス状況をスマートフォンで確認したり――といったことが可能になっている。
価格は460万6200円〜718万7400円(税込、以下同)。トヨタは当初、月販目標を4500台としていたが、発売後1カ月間で約3万台を受注したことを発表。好調な立ち上がりとなっている。
2位は「カローラスポーツ」
2位は、トヨタが6月26日に発売した「カローラ スポーツ」。スポーティーなデザインと、取り回しが良く快適な走行性能に加え、車載通信端末を標準搭載した点が特徴だ。クラウンと同様、スマホアプリから目的地を登録できる「LINEマイカーアカウント」などのコネクテッドサービスを利用できる。
価格は213万8400円〜268万9200円。発売から1カ月で、月販目標(2300台)の4倍となる9200台を受注した。
3位は「レクサスES」
3位は、トヨタが10月24日に発売予定の新型「レクサスES」。中国・北京モーターショー(4月25日〜5月4日)で世界初公開され、発売が待たれている同車は、12年に発売された6代目をフルモデルチェンジしたもの。
レクサスのシンボル・スピンドルグリルに波紋のような縦の形状のグリルメッシュを採用し、シャープなノーズを強調。インテリアは、ドライバーズカーとして高揚感を高めるコックピットと、乗客がくつろげる快適な空間を融合。5リッター直列4気筒エンジンと組み合わせる新ハイブリッドシステムを採用し、優れた燃費性能と高い動力性能を両立しているという。
関連記事
- え!? これクラウンだよな?
トヨタのクラウンが劇的な進化を遂げた。今まで「国産車は走りの面でレベルが低い」とBMWを買っていた人にとっては、コストパフォーマンスがはるかに高いスポーツセダンの選択肢になる可能性が十分にあるのだ。 - 変化と不変の両立に挑んだクラウン
トヨタのクラウンがフルモデルチェンジした。すでにクローズドコース試乗で高負荷域の「クラウン離れした」仕上がりを体験し、その激変ぶりをインプレッションに書いたが、今回改めて一般公道での試乗会が開催された。クラウンのクルマとしての真価はいかに? - 自動車メーカー「不正」のケース分析
マツダ、スズキ、ヤマハ発動機の3社が排出ガス抜き取り検査についての調査結果を国交省へ提出した。これを受けて、各メディアは一斉に「不正」として報道した。しかしその内容を見ると、多くが不親切で、何が起きているのかが分かりにくい。そこに問題はあった。しかし、その実態は本当のところ何なのか、できる限りフラットにフェアに書いてみたい。 - 図柄入りナンバー、地方版のデザイン発表 「くまモン」「カープ坊や」など採用
国土交通省が、地方の風景を図柄に取り入れたナンバープレートを発表。地域・観光振興が狙い。「くまモン」など、地域のマスコットも盛り込んでいる。 - トヨタ流の働き方改革とは何か?
トヨタ自動車が働き方改革にモーターレースを用いるという、非常にユニークな取り組みを行っている。まずは働き方改革の全貌をざっくり分かってもらわないと意味が伝わらないだろう。今回は予備知識編として、働き方改革の俯瞰(ふかん)的な話を書いてみたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.