2015年7月27日以前の記事
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有明ノリとシャケの争奪戦 ファミマの担当者が語るおむすび刷新の舞台裏競合には負けられない(4/4 ページ)

コンビニ各社はおむすびの商品開発に力を入れている。味や風味の向上が注目されがちだが、原材料の調達を巡って各社はしのぎを削っている。ファミマの調達担当者におむすび開発の舞台裏を聞いた。

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機敏な変化対応が重要

 ノリの調達や品質向上に奮闘してきた池内氏は、今後のおむすびの開発方針についてどのように考えているのだろうか。

 「今はパリパリのノリが支持されていますが、お客さまの嗜好(しこう)がずっと変わらないとは思っていません。今日はおいしいと言ってくださるかもしれませんが、明日にはどうなっているか分かりません。対応力を磨くのが重要です」

 普段なに気なく購入しているコンビニのおむすびだが、消費者に支持されるために日々改良を加えている。そして、おむすびの安定供給を支えているビジネスパーソンの中には池内氏のような調達マンもいるのだ。

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商品・物流・品質管理本部 デリカ食品部 米飯グループマネジャーの池内晴彦氏
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