心理カウンセラーが教える、相手の心を開く3つの“きく”ルール:相手の心を開く「傾聴力」(1/5 ページ)
「前の会社では営業成績がよかったのに、転職後はイマイチ伸び悩んでいる」といった悩みを抱えているビジネスパーソンも多いのでは。例えば、トーク力に自信があるのに成績が伸び悩んでいる人は、どのように改善すればいいのだろうか。心理カウンセラーに聞いたところ……。
応援される営業術:
会社で応援される人に、どのような傾向があるのか。信頼、誠実、謙虚など、さまざまな言葉が浮かんでくるが、やはり一生懸命仕事をする人は応援されやすい。そして、絶対に欠かせないのが「結果」である。
例えば、「営業の成績が伸び悩んでいる」人は、どのようにすれば売り上げを伸ばすことができるのか。結果を残すためには、何をすればいいのか。本特集「応援される営業術」では、営業経験者ではなく、さまざまな業界で活躍している人にアドバイスをいただく。
どうすればピンチを脱出できるのか、どうすれば成長できるのか、どうすれば未来を描けるのか。課題を克服するヒントをつかんでいただければ幸いだ。
ある日、いかにも高級そうなスーツを着込んだ自信満々のAさん(34)がカウンセリングを受けにやって来た。話を聞くと、以前勤めていた人材会社では営業記録を次々に更新し、鳴り物入りで今の会社にヘッドハンティングされたものの、期待されていた成果を全く出せず肩身が狭い思いをしているという。
「以前の職場では、決裁権のない若手社員が営業相手だったのでうまく説明できました。でも営業相手が社長に代わったら、こちらの話を聞いてくれなくて」「半年前に前職で同じ職場だったBさんが転職してきたのですが、彼はすぐに社長に気に入られて結果も出し始めています。口下手で営業成績もイマイチだったはずなのに」
自分の状況を理路整然と話すAさんの会話力が高いことは明らかだ。では、なぜ社長たちはAさんを相手にしないのだろうか。
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