「100年後も生き残っていそうな日本企業」ランキング、2位はホンダ 1位は5年連続で……:自動車・電機メーカーが人気
100年後も生き残っていそうな日本企業は? コンサルティング事業などを展開するリスクモンスターが調査を実施。1位は調査開始以来5年連続で……。
100年後も生き残っていそうな日本企業は? コンサルティング事業などを展開するリスクモンスター(東京都中央区)の調査によると、1位は調査開始以来5年連続でトヨタ自動車(38.4%)だった。
トヨタを選んだ回答者からは「未来の車などを企画している」「他国と比べても優れた技術を保有している」「安心感と信頼がある」「世界的なブランドだ」「需要がなくなるとは思えない」「人材が豊富だ」などと高い評価が寄せられた。
2位は本田技研工業(17%)、3位はパナソニック(16%)、4位はソニー(13.2%)、5位は日産自動車(12.2%)――と、上位5位を自動車製造業と電気機器製造業が独占した。
リスクモンスターは「日本経済をけん引してきた自動車・電機メーカーに引き続き期待が寄せられている」とみる。
回答者からは「創造性がある」「日々新しい技術を開発している」(ホンダ)、「後世に残せそうな高い技術力を持っている」「商品の魅力度が高い」(パナソニック)、「伝統があり、有名だから」(日産自動車)といった理由が挙がった。
前回の調査から大きく順位を上げたのは、6位全日本空輸(ANA、前回14位)だった。8位の味の素(前回9位)、9位の日清食品(前回10位)も順位を上げた。一方、6位(ANAと同率)の東日本旅客鉄道(前回3位)、10位のサントリー(前回8位)は順位を下げた。
リスクモンスターは「(企業が100年後も生き残るためには)本業で獲得した資金を積極的に投資に充て、将来の利益獲得につなげることが重要だ」と分析する。
調査は8月10〜15日にかけて、20〜59歳の有識者と60〜69歳の一般消費者を対象にインターネット上で実施。1000件の有効回答を得た。調査対象企業は売上高2500億円以上、従業員数5000人以上の200社。
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