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「お母さんを助けたい」 社会課題に向き合う小学生プログラマーたちが集結:プログラミングコンテストで見たもの(1/3 ページ)
東京・渋谷で小学生のプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix」が初開催。1000件を超えるエントリーがあり、そこから12人のファイナリストが選出。彼らが一堂に会して自身の作品を聴衆の前でプレゼンテーションした。
こんな子どもたちが表舞台で次々と活躍するようになれば、きっと日本の未来は明るい――。心底そう思えるイベントを目の当たりにした。
9月24日、三連休の最終日でにぎわう東京・渋谷において小学生のプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix」が初開催された。主催はサイバーエージェントが運営する小学生向けプログラミングスクールのTech Kids School。協賛はミクシィや東京急行電鉄、グーグルなど13団体で、渋谷区および渋谷区教育委員会が後援した。
コンテストの応募条件は、C、C++、Java、Perl、Python、Rubyなどのプログラミング言語、またはビジュアルプログラミング言語のScratchによる作品を開発することで、「ゲーム部門」「自由制作部門」のいずれかを選択できる。2018年4〜7月の期間に国内外から1019件のエントリーがあった中で、2次審査を通過した12人が同イベントで最終プレゼンテーションを行った。
小学生とは思えないプログラミング技術やデザイン力を駆使した作品、独創的なアイデアを形にした作品、あったら便利だと感じる作品など多岐にわたる中で、総合優勝したのは、動物のブロックが押し相撲をするゲーム「オシマル」を開発した10歳(小学5年生)の宮城采生さんだった。
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