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ドンキHDが社名変更 なぜ「ドンキ」の名を捨てるのか新しい社名はやたらと長い(2/2 ページ)

ドンキホーテホールディングスが社名を2019年2月1日に変更する方針を示した。新しい社名はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス。どうして「ドンキ」の名前を捨てたのか。

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ユニー・ファミマとの連携で加速する海外進出

 10月11日、ユニー・ファミマHDはドンキHDに2割超の出資をすると発表した。今後、両社は幅広い分野で連携を強める方針を打ち出している。

 大原社長は新たに進出する候補地として「ファミマが強い地域」を挙げた。現在、海外のファミマは台湾やタイなどを中心に7000店舗以上ある。さらに、ファミマや伊藤忠が築いてきた各国企業とのパートナーシップを生かして、進出を加速させる意向も示した。

 このように、ドンキHDはグループの持つ経営資源やノウハウを活用することで、「オンリーワン業態を創造し、新しい市場に挑戦する」という方針を打ち出している。しかも、この方針は「地域密着の個店主義によって競争力を高める」(大原社長)という従来の戦略と大きく変わるものではない。

 「ドンキ」の名をあえて新しい社名から外した背景には、ドンキ以外の業態を積極的につくりあげていく意図があったのである。

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10月13日にオープンする「TOKYO CENTRAL ヨーバリンダ店」(米カリフォルニア州)のイメージ
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