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免震装置データ改ざんのKYB株が続落、年初来安値:下げ止まらず
10月18日の東京株式市場でKYB株が続落。年初来安値を更新した。16日にデータ改ざんを発表して以降、株価は大幅に下がり続けている。
10月18日の東京株式市場で、油圧機器メーカーのKYB(東証1部)の株価が続落。午前9時16分に前日比418円安(−13.1%)となる2777円を付けて年初来安値を更新した。午前の取引を終えた時点での株価は350円安(−11.0%)の2845円。
KYBは16日午後、ビルなどの耐震性を向上させる装置「オイルダンパー」の検査データを改ざんし、国土交通省などが定めた基準に満たない製品を出荷していたと発表。不適合製品の納入先は庁舎や住宅など約1000棟に上ると明らかにしていた。
この発表直後からKYB株は急落。17日も売り注文が殺到し、ほぼ取引が成立しないまま推移。値幅制限の下限(ストップ安)に当たる700円安(−18.0%)の3195円で取引を終えていた。
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