2019年にヒットしそうなモノは? 予想ランキング:男女で違い
博報堂生活総合研究所はこのほど、「2019年ヒット予想」をまとめた。今年、世の中で注目された商品やサービス、コンテンツなどを提示し、来年話題になりそうなモノなどを予想してもらった。ランキングを見ると……。
博報堂生活総合研究所はこのほど、「2019年ヒット予想」をまとめた。今年、世の中で注目された商品やサービス、コンテンツなどを提示し、来年話題になりそうなモノなどを予想してもらった。ランキングを見ると、1位は「ドライブレコーダー」(69.5点)。2位は「ドローン」(59.5点)、以下「ワイヤレスイヤホン」(59.0点)、「宅配ボックス」(58.5点)、「自動運転システム搭載車」(57.5点)と続いた。
ランキング上位の結果を受け、博報堂生活総合研究所は「あおり運転や高齢者の事故が注目されるなか、客観的な映像を記録できる『ドライブレコーダー』(1位)や『自動運転システム搭載車』(5位)が上位に。また『ドローン』(2位)は人の行けない場所に荷物を運べる点、『宅配ボックス』(4位)は不在でも荷物を受け取れる点に注目する声が集まっている」と分析した。
柔軟な働き方への関心が高まっていることを受け、、6位に「フリマアプリ」、12位に「副業」がランクイン。また、高齢者のみの世帯や共働き世帯に便利な暮らしを提供するモノも注目を集めた。「音声アシスタント」が9位、「時短家電」が11位、「IoT」が13位、「スマートホーム」が16位、「スマートリモコン」が18位に。
男女別で見ると、男女ともに1位は「ドライブレコーダー」。男性は「VR(仮想現実)」(3位)、「eスポーツ」(9位)といったゲームの関心と、「QRコード決済」(6位)、「レジなし店舗」(10位)などキャッシュレス化へ期待がうかがえた。一方の女性は「宅配ボックス」(4位)、「時短家電」(5位)、「音声アシスタント」(7位)、「おひとりさま専用サービス」(9位)が上位に。「単身世帯や共働き世帯が増えるなか、家事や人間関係のストレスを軽減してくれるサービスを求める女性が多いようだ」(博報堂生活総合研究所)
インターネットを使った調査で、15〜69歳の男女1008人が回答した。調査期間は9月28日から10月2日まで。
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