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マクドナルド、「ハッピーセット」玩具をトレーに再利用 プラスチックごみ対策に本腰:エコを意味する緑色
日本マクドナルドが「ハッピーセット」の玩具を再利用した店舗用トレーを約10万枚導入する。環境保護が狙いで、約127万個の玩具をリサイクルした。子どもに物の大切さを教える役割も果たしているという。
日本マクドナルドは11月15日から、顧客から回収した「ハッピーセット」のプラスチック玩具を再利用した店舗用トレー約10万枚を全国の店舗に順次導入する。環境保護の観点からプラスチックごみ対策に高い関心が集まっていることを踏まえた施策で、プラスチック製玩具の再利用としては国内最大規模の取り組みという。
今年2月下旬〜5月上旬にかけて環境省と共催した、遊ばなくなったプラスチック製玩具を全国の店頭で回収する企画「ハッピーりぼーん」で集まった約127万個をリサイクルした。
玩具を小さく砕き、異物を除去した上で、着色剤を加えて成型する。子どもへの周知を図るため「ぼくはハッピーセットのオモチャから、うまれたよ!」とのメッセージもトレー下部に刻印する。
回収に協力した親子からは「玩具をいただいたお店にリサイクルに行くことで、物の大切さを教えることができた」などの意見が出ているという。同社は今後も、プラスチック製玩具を回収・再利用する取り組みを続ける方針だ。
ごみ対策の一環で、飲食事業者ではプラスチック製ストローの提供を廃止する動きも広がっているが、日本マクドナルドは2025年までに紙製ストローへの切り替えを検討する方針を明らかにしている。
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