このお正月、子どもに「お年玉」をあげた? 何歳まであげるべき? 親世代500人に聞いた結果は……:「親戚とのやりとりは負担」との声も
2019年のお正月に、自身の子どもにお年玉をあげた親はどの程度存在したのか。わが子にはいつまでお年玉をあげ続けるべきなのか。個別指導塾「明光義塾」運営会社が調査結果を発表した。
小学4年生〜中学3年生の子どもを持つ親のうち、この年末年始に自身の子どもにお年玉をあげた人は74.8%――。個別指導塾「明光義塾」を運営する明光ネットワークジャパンの調査でこんな結果が出た。適切なお年玉の相場は、小学生に対しては「3000円台」(38.8%)、中学生に対しては「5000円台」(44.4%)という意見が最多だった。
お年玉をあげている親からは「(子どもは)金額が大きいほか、ポチ袋に入っているのがうれしいようだ」などの声があった。そうでない親は「親戚からたくさん頂くので、親からはあげていない」などと答えていた。
親戚とお年玉をやりとりするのは負担?
ただ、親戚付き合いの一環で、親戚とお年玉をやりとりすることに抵抗や負担感を持つ親も一部存在。「親戚から過分に頂いた時は、どのようにお返ししたら良いのか迷う」「お互い同じ金額でやりとりできるように、いとこと相談している」「年末年始は何かと入り用なので、少ない額でもきつく感じる」といった声が出た。
自身の子どもにあげたお年玉や、親戚からもらったお年玉の管理方法は、「一定金額は親が預かり、残りは子どもに任せている」(46.4%)、「全部親が預かっている」(33.0%)、「全て子どもに任せている」(20.6%)の順に多かった。
「お小遣い帳をつけさせ、後でチェックする」「半分は貯金し、もう半分は計画を立てて使うように指導している」との意見も出た。
あげる時期は「高校生まで」が最多
子どもにお年玉をあげる時期は「高校生まで」(49.6%)がトップ。「短大・大学・専門学校生まで」「社会人になるまで」(ともに18.4%)、「中学生まで」(8.4%)と続いた。わずかながら「40歳になるまで」「子どもがいやがる時まで」(ともに0.4%)という回答もあった。
調査は2018年12月21日〜12月23日にインターネット上で実施し、500人に意見を聞いた。
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