「20代の年収が高い企業」ランキング、大手メーカー・金融が上位に 1位はどの会社?:あの大手コンサル
グローバルウェイが、20代の「20代の平均年収が高い企業」ランキングを発表。日立製作所、トヨタ自動車、三菱UFJ銀行など、大手メーカー・金融が上位に入った。1位は……?
20代の平均年収が高い企業は? 転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイが調査を行った結果、1位はアクセンチュアの610万円だった。同社の20代社員からは「評価されると一気に給与が増えるなど、モチベーションコントロールがうまくできている」「評価制度はしっかりと議論した上で作られている」といった声があった。
2位は日立製作所(562万円)。若手からは「報酬は同業他社のなかでは多いほうだと思うが、基本給はあまり高くないため、残業代をもらわないと入社当初は厳しいかもしれない。賞与は年2回で5.7カ月分ほど出るので満足している」「成果主義を導入しているが、極端に差がつくことは少ない」などと評価されていた。
3位はトヨタ自動車(548万円)。若手からの声は「メーカーの中では給与は高く、査定も妥当だと感じる」「年功序列の色が強く、若手の間では賃金格差が少ない」などがあった。
4位は三菱UFJ銀行(546万円)。「新卒は年収300万円程度から開始し、年に50万円程度昇給する。残業の多い部署であれば20代後半で1000万円を超える人もいる」「最初は同期と同じように給与が伸びるが、5年目あたりから、成果に応じて伸びに大きな差が出てくる」といった意見があった。
5位は三菱電機(528万円)。「他の電機メーカーと比べてもまずまずの報酬をもらっており、現時点では満足している。仕事ができる人とできない人の給料面の差も生じにくいようだ」などと評されていた。
6位以下はデンソー(527万円)、ソフトバンク(526万円)、大和証券(513万円)、三井住友銀行(498万円)、東芝(496万円)――と続いた。いずれの企業も、主にボーナスの多さや評価制度の納得感などが高く評価されていた。
調査は2017年4月〜18年3月に、「キャリコネ」に20代のユーザーから給与・残業に関する情報が10件以上寄せられた企業を対象に実施した。
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