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「営業職の残業」が少ない企業、2位は日本郵便 1位は「申請しないと残業できない」……ノルマさえクリアすれば自由

営業職の残業時間が最も少ない企業は? 転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイが調査した結果、2位は日本郵便で月10.8時間だった。1位は……

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 営業職の残業時間が最も少ない企業は? 転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイが調査した結果、1位はリコージャパンで10.5時間だった。社員からは「残業は平均月5時間程度。残業をする場合は上司に事前申請する必要がある」といった意見が出た。

 その他には「水曜日は全社早帰り日。平日は強制的にPCをシャットダウンさせられる。休日出勤もほぼない」と、早帰りを徹底しているとの声が寄せられた。

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リコージャパン公式Webサイト

 2位は日本郵便(月10.8時間)。「ほぼ定時で帰れる。有休消化率は100%でプライベートが非常に充実していた」「残業や休日出勤はほとんどなくプライベートな時間を確保しやすい。会社としても残業は減らす方針。残業代はしっかり出る」など、プライベートを確保しやすい環境が評価されていた。

 3位は日本生命保険(月16.5時間)。「自分でスケジュールを管理するので、残業・休日出勤については自由に決められる。プライベートと仕事のバランスに関しても個人で管理できるので、慣れればやりがいのある仕事だと思う」「忙しい部署では休日出勤もある。良くも悪くも結果主義。ノルマさえクリアすれば、何をしようが自由である」と、個人の裁量が非常に大きいようだ。

 4位は大和証券(月17.3時間)。「休日出勤はよほどの理由がない限り認められない。残業については午後7時には退社することが全店で徹底されている」「勤務時間は厳しくチェックされている。プライベートと仕事のメリハリがついた職場だった。だが、顧客のパーティーなどに呼ばれて実質休日勤務をすることがたまにあった」という。

 5位は三菱UFJ銀行(月20.8時間)。「みなし残業やサービス残業もない点は評価できる」「営業店では午後7〜8時には帰れる。休日相談会があると土曜日に出勤することがあるが、基本的に土日は休み。プライベートの予定は立てやすい」との評価が集まった。

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営業職で「残業が少ない企業」ランキング(=グローバルウェイ調べ)

 調査は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)を対象として、17年4月1日〜18年3月31日に「キャリコネ」に営業として登録しているユーザーから給与・残業情報が10件以上寄せられた企業をランキング化した。

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