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配当金は月10万円超も 高配当・増配を意識して投資するはちどうさん:個人投資家列伝(6)(8/8 ページ)
世界経済の成長にリンクした資産成長を狙うインデックス投資に対し、高配当・増配株にフォーカスして投資するスタンスのはちどうさん。すでに配当金が月10万円を超える場合もあるというが、目標は年間配当500万円だ。
HDV:
iシェアーズ・コア米国高配当株ETF。経費率は0.08%。VYMと比べると、エネルギーセクターが多く、テクノロジーセクターが少ない傾向にある。組入上位銘柄は次の通り。
- XOM エクソン・モービル 10.06%
- VZ ベライゾン 6.93%
- JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン 6.47%
- CVX シェブロン 6.39%
- PFE ファイザー 5.46%
「高配当ETF。NISA口座で運用している。買い増しはしない予定。HDVは増配率が低いのと石油銘柄が多い」(はちどうさん)
BTI:
イギリスのタバコメーカー、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ。タバコ売上世界上位の巨大企業で、「BAT」とも言われる。英国銘柄なのでADRとして購入した。2018年から株価下落が続いており、現在の配当利回りは6.9%まで上昇している。
「タバコ銘柄。PFFを売って買ったが失敗だった」(はちどうさん)
VIG:
バンガードの連続増配銘柄で構成されたETF。経費率は0.08%。組入上位構成銘柄は次の通り。
- MSFT マイクロソフト 4.5%
- JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン 3.9%
- WMT ウォルマート 3.9%
- PEP ペプシコ 3.3%
- MDT メドトロニック 2.7%
「高配当ETF。VIGのポートフォリオは素晴らしいが、(直近は1.94%と)配当利回りが悪い」(はちどうさん)
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