JTの加熱式たばこ「プルーム・テック・プラス」、4月1日から東京・大阪などのコンビニで販売へ:3月18日から先行販売も
JTが、加熱式たばこの新商品「Ploom TECH +」を4月1日から東京都・大阪府などの6都府県の実店舗で販売する。計約2万店舗のコンビニエンスストアと計約800店舗のたばこ販売店で取り扱う予定。一部店舗では3月18日から先行販売も実施する。
日本たばこ産業(JT)は3月4日、加熱式たばこの新商品「Ploom TECH +(プルーム・テック・プラス)」を4月1日から東京都・大阪府・愛知県・宮城県・広島県・福岡県の実店舗で販売すると発表した。計約2万店舗のコンビニエンスストアと計約800店舗のたばこ販売店で取り扱う予定で、一部店舗では3月18日から先行販売も実施する。全国展開は7月の予定。
プルーム・テック・プラスは、JTの加熱式たばこ「プルーム・テック」シリーズの新型。1月中旬に発表後、同月29日から全国の専門店「Ploom Shop」とECサイト「Ploom オンラインショップ」限定で販売していた。
約40度でたばこカプセルを加熱する“低温加熱式”だが、従来型(約30度)から加熱温度を引き上げて吸い応えを強めている点が特徴。
従来型にはなかった電源のオン・オフボタンを新設定したほか、バッテリー残量の通知も細分化し、残量に応じて青(21%〜)、紫(1〜20%)、赤(0%)に表示が変わる仕様も取り入れている。
バッテリー・ACアダプター・USBチャージャーをセットにした「スターターキット」のメーカー希望小売価格(税込)は4980円。
同時発売した約200度の“高温加熱式”モデル「Ploom S(プルーム・エス)」は、同じ6都府県での取り扱いを7月にスタートし、9月から全国に広げる計画。日程などは決まり次第発表するとしている。
関連記事
- ついに「高温」投入 “3本の矢”手にしたプルーム・テックはアイコスに勝てるか
JTが加熱式たばこ「Ploom TECH」の新型を2機種発表。吸い応えを強めた低温加熱式・高温加熱式を1機種ずつ投入し、課題とされていた“吸ってる感のなさ”を克服した。会見にはJTの岩井睦雄副社長が登壇し、新型に込めた狙いと今後の戦略について語った。 - JT、プルーム・テック専用「ピアニッシモ」に2銘柄追加 パイン&ミントで女性客に訴求
JTが、プルーム・テック専用「ピアニッシモ」に新銘柄を追加する。ともにメンソールタイプで、パイナップルとピーチをベースにした銘柄と、ミントの優しい甘さが特徴の銘柄の2種。価格はいずれも490円で、3月11日に発売予定。 - におわない「アイコス」誕生も近い? PMJ社長、「低温型」参入の可能性を否定せず
競争が過熱する加熱式たばこ市場。フィリップモリスジャパンは、アイコス専用たばこ「HEETS」シリーズ4銘柄を全国展開し、首位固めを目指す。ただ競合のJTは、新型「プルーム・テック」を近く2機種発売する予定だ。この動きにどう対抗するのか。市場ではJTのみが手掛けてきた「低温型」を開発する計画はあるのか。シェリー・ゴー社長に意見を聞いた。 - 加熱式たばこ「互換品」は許されるのか フィリップモリス、JTの見解は?
フィリップモリスのアイコス、JTのプルーム・テックなどが人気を集めている加熱式たばこ市場。だが好調の裏で、直接関係のない企業が、アイコス用たばこや、プルーム・テック用たばこカプセルに対応した互換品を相次いで発売している。現状をどう捉えており、どう対処していくのか。2社に見解を聞いた。 - JT、新型「プルーム・テック」2機種発表 吸い応え向上の低温加熱式、“メビウスらしい味”の高温加熱式
JTが加熱式たばこ「Ploom TECH」の新型を発表。「Ploom TECH +(プルーム・テック・プラス)」と「Ploom S(プルーム・エス)」の2機種。前者は低温加熱式だが、吸い応えを従来モデルよりも強めた点が特徴。後者は高温加熱式を採用し、紙巻きたばこに近い吸い応えを実現した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.