仕事のストレス度が低い都道府県ランキング、1位は?:恵まれた環境
ストレスをあまり感じていないのは、どこで働いている人たちなのか。「キャリコネ」のユーザーによる「仕事のストレス度評価」(5点満点)の平均をランキング化したところ……。
ストレスをあまり感じていないのは、どこで働いている人たちなのか。企業に関するクチコミ情報を提供しているWebサイト「キャリコネ」ユーザーによる「仕事のストレス度評価」(5点満点)の平均をランキング化したところ、1位は「沖縄県」であることが分かった(調査期間:2016年4月1日〜18年3月31日)。
「沖縄県」で働いている40代前半の男性(DTPオペレーター)からは「未経験でも入社が可能な点が一番の特徴だと思います。OJT研修がしっかりしており、先輩スタッフが丁寧に教えてくれます。一からデザインを学んでいきたい人には、とてもいい環境だと思います」といった声があった。
2位は「高知県」。20代後半の女性(経理)からは「出産、育児休暇はきちんと取れるようになっている。社風は女性が強し、という感じで(高知県民の特性かもしれないが)基本的に働く女性に優しい環境だと思う。成績優秀者にも子育てママが多く、主婦だからこその目線で営業をうまくかけている人が多い」といった意見があった。
3位は「徳島県」。30代後半の男性(法人営業)は「本社所在地が徳島県なので、基本給自体は低いほうなのだと思う。ただ、業績はとても良いので、例年ボーナスはかなり良い。結果的には、同業種、同職種、同年代と比較すれば、良いほうだと思われる」と述べた。
上位の結果について、キャリコネは「ランキング上位の沖縄県や四国では近年、税制優遇やICTインフラ環境整備に力を入れ、県外からのIT企業の誘致に成功していることにも注目したいところです。IT業界ではテレワークを容認する企業も多いため、温暖な地域でストレスフリーに働きたいと希望する人にとって、沖縄県や四国は恵まれた環境であるといえるのではないでしょうか」とコメントしている。
4位は「東京都」、次いで「鹿児島県」「愛媛県」「富山県」「千葉県」だった。ちなみに、ワーストランキングを見ると、47位は「奈良県」。以下「和歌山県」「島根県」「鳥取県」という結果に。
関連記事
- なぜ「小僧寿し」は危機に陥ったのか 犯人は“昭和のビジネスモデル”
「小僧寿し」が債務超過に陥った。苦境の背景に「持ち帰り寿司の限界」とか「多角経営が裏目に」といった声が出ているが、本当にそうなのか。筆者の窪田氏は違う見方をしていて……。 - 7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。 - “売れない魚”の寿司が、なぜ20年も売れ続けているのか
魚のサイズが小さかったり、見た目が悪かったり――。さまざまな理由で市場に出荷されない「未利用魚」を積極的に仕入れ、宅配寿司のネタにしているところがある。しかも、20年も売れ続けていて……。 - 「佃製作所はやっぱりブラック企業」と感じてしまう、3つの理由
ドラマ「下町ロケット」の特別編が放映され、14.0%という高視聴率を叩き出した。多くの人がこのドラマを見て胸が熱くなったかもしれないが、筆者の窪田氏はちょっと違う見方をしている。ドラマの内容を考えると、「日本の未来に不安を感じる」という。どういう意味かというと……。 - 登山家・栗城史多さんを「無謀な死」に追い込んだ、取り巻きの罪
登山家の栗城史多さんがエベレスト登頂に挑戦したものの、下山中に死亡した。「ニートのアルピニスト」として売り出し、多くの若者から支持を集めていたが、登山家としての“実力”はどうだったのか。無謀な死に追い込まれた背景を検証すると……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.