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ひろゆきの提言(1)――「1人産めば1000万円支給」で少子化は解決する西村博之が語る「令和ニッポンの処方箋」【前編】(2/4 ページ)

ひろゆきこと西村博之氏が、令和時代を迎える日本が今後どんなふうにヤバくなるのか、沈みゆく日本で生き抜くためにはどうしたらいいのかを3回にわたって提言する。第1回目は少子化問題について――。

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社会システムを変えるときは劇的に

 既存の社会システムなどを変えるときには、何かを劇的に変えないと効果がないんです。

 支給額が30万、40万円ぐらいだと、すでに自治体から支給されている出産祝い金や社会保険と変わりません。それぐらいの額を支給されても、働き続けなければいけないので、今の生活を変える気にはならないですよね。

 でも、1000万円もらえるなら、「毎年子どもを産んだらスゴいことになるんじゃね?」などと、生き方を変える人が出てきます。そうすると、社会システムって変わっていくんです。2年に1度産むだけでも年収500万円なので、それなりに豊かな生活ができます。

 既存の社会システムが今後こうなるだろうという将来が見えているときに、多少の改善をしても、おそらくほとんど変わりません。でも、何かを劇的に変えた場合は、それまでとはまったく違う道に行く可能性があって、そうした思い切った変化を選択しないかぎりは今の流れは止まりません。

 だから、児童手当てを多少増やしたとしても、少子化の流れは変わらないでしょう。

 出生率も経済成長率と同じで他国との比較の問題なので、先進国で高いほうが有利なわけです。

phot

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