2015年7月27日以前の記事
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スマホ決済はキャンペーン目当て? 終了後の継続利用は(2/2 ページ)

スマホ決済に関する大型キャンペーンが相次いでいる。これらのキャンペーンはどのくらいの効果を出しているのだろうか。また、キャンペーン終了後に利用を止めてしまうというユーザーはどのくらいいるのだろうか?

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キャンペーン終了後も定着が進む

 各社の大型キャンペーンは、サービスの利用促進に大きな効果をもたらしている。Origami Payでは「キャンペーンを機に利用を始めた」という人が85%、PayPayでは74%、LINE Payでは64%となった。


キャンペーンの際に新たに利用を始めた人の比率。各サービスとも1月時点よりも6月時点のほうがキャンペーン効果が増加している(スマートサウンド・ラボ調べ)

 一方で、キャンペーン後に利用を止める人は減少傾向にある。PayPayでは前回調査で16%が利用をやめていたが、今回は13%に減少。LINE Payでは前回の33%から5%まで大幅に減少した。


キャンペーン参加後、利用を止めた人の比率。キャンペーン終了後も8割以上が利用を継続していることが分かる。また、1月時点に比べて継続率が向上している(スマートサウンド・ラボ調べ)

利用するスマートフォン決済はキャンペーン次第

 ただし複数のスマートフォン決済を利用しているユーザーは、キャンペーンに応じて使い分けている。「利用できる店舗が違うので、お店ごとに使い分けている」という人が68%と最も多かったが、58%は「各社のキャンペーンがあるので、その時々でお得と感じる方を使っている」とした。


複数のスマートフォン決済を使っているユーザーに、使い分けの方法を聞いた(スマートサウンド・ラボ調べ)

 スマホ決済の利用場所は、回答者の7割がコンビニと答えトップ。次いで2位に外食、3位にスーパーと続いた。

 本調査は、6月4日から5日にかけてインターネット上のパネルに対して行われた。回答数は206だった。

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