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充実する駅ナカ、業者それぞれのあり方は?:お弁当は、駅で(2/4 ページ)
駅ナカの弁当販売が充実している。さまざまな駅でさまざまな業者が弁当を販売しているわけだが、特に充実しているのが「東京駅」だ。ちょっと紹介すると……。
もし東京駅の大丸で食べ物を調達するとなると、いったん東京駅までのきっぷを買い(あるいは交通系ICカードで乗車し)、東京駅の改札を出た上で買い物をし、改めて「東京都区内発」のきっぷで改札を通り、列車に乗らなければならない。つまり、最寄り駅から東京駅までの運賃を余計に負担する必要がある。
現在のように駅ナカ、特に改札内に美食があふれていると、そういったことの必要性がなくなってしまう。「ecute」「GRANSTA」それぞれに弁当店や惣菜店があり、一方で駅弁はNREが全国の駅弁を集めて販売する「駅弁屋 祭」を運営するようになり、改札内でおいしいものを調達できるようになった。
「ecute」や「GRANSTA」は市中の有名弁当店などがテナントに入り、立地条件のよさもあるせいか、多くの人で賑わっている。「駅弁屋 祭」には店に入りきれないほどの多くの人が押し寄せ、弁当を買っている。名店の味か、各地の有名駅弁か。そこに東京駅の「チキン弁当」「深川めし」などの安くて長きに渡って支持されている駅弁も入ってくる。
東京駅では、さまざまな食を調達することができ、それを長距離列車で楽しむことができるようになっている。
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