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すき家、10月以降も「牛丼並盛は税込350円」 本体価格調整で、店内も持ち帰りも同一価格に
牛丼チェーン「すき家」を運営するすき家本部が10月1日から開始予定の消費税増税と軽減税率制度の対応方針を発表した。
牛丼チェーン「すき家」を運営するすき家本部は9月3日、10月1日から開始予定の消費税率引き上げと軽減税率制度への対応方針を発表した。来店者への分かりやすさを優先し、店内飲食と持ち帰りで税込価格が同じになるよう、本体価格を調整するという。牛丼並盛については、店内飲食の本体価格を6円下げることで、現行価格(税込350円)を維持する。
その他のメニューについては、現在価格を検討中。10月1日以降のメニューへ切り替えるまでに決定するとしている。
他の牛丼チェーンでは、松屋も店内と持ち帰りで価格を統一する方針を明らかにしている。こちらも各メニューの価格は検討中で、9月中旬頃に発表するとした。
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