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賞金総額1億円! 14万人超が決勝を“観戦”した「モンストグランプリ」運営責任者が明かす「eスポーツの隆盛」に欠かせないものミクシィ「モンスト」のキーマンを直撃【前編】(4/4 ページ)

全世界で5000万人以上が遊ぶeスポーツ「モンスターストライク」――。日本では法律の壁などもあり、高額賞金が難しいとされる中、「モンストグランプリ2019 アジアチャンピオンシップ」は、国内初の賞金総額1億円の大会となった。今後、日本のeスポーツがより盛り上がりを見せていくためにはどうすべきなのか。大会の運営責任者であるミクシィの田村征也執行役員にその戦略やビジョンを聞いた。

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プロ選手に注目集め「活動の幅」広げる

――世界的なeスポーツゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」ですと、国内でも既に高校生のプロが出てきています。「モンスト」もそうなっていくと思いますか。

 「モンスト」はもともと10代の男の子を中心に広がっていったゲームですので、本来であればこの年代の方に一番熱をあげてやっていただくのが原点だとわれわれも捉えています。そうなっていくといいなと思いますね。

――最後に、今後のビジョンや抱負を聞かせてください。

 まずはより多くの方に僕らの大会を見てほしいと思っています。あとは一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)さんが認定している「モンスト」のプロ選手もいますので、そういった方々がより注目されて、プロとしての活動の幅が一層広がっていくといいなと考えています。

11月8日金曜日に「後編」を公開予定です。

phot

著者プロフィール

河嶌太郎(かわしま たろう)

1984年生まれ。千葉県市川市出身。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。アニメコンテンツなどを用いた地域振興事例の研究に携わる。近年は「週刊朝日」「AERA dot.」「DANRO」「Yahoo!ニュース個人」など雑誌・ウェブで執筆。ふるさと納税、アニメ、ゲーム、IT、鉄道など幅広いテーマを扱う。共著に『コンテンツツーリズム研究〔増補改訂版〕 アニメ・マンガ・ゲームと観光・文化・社会』(福村出版)など。


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