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セブン、「たこ焼き」235万食を自主回収 紅ショウガの偏りで:風味が異なる
セブン&アイ・ホールディングスは、グループ各店舗で販売する冷凍食品「セブンプレミアム とろ〜り食感たこ焼」約235万食を自主回収。紅ショウガの偏りによって、風味が損なわれた商品があるという。
セブン&アイ・ホールディングスとテーブルマークは11月8日、セブン&アイグループ各店舗で販売する冷凍食品「セブンプレミアム とろ〜り食感たこ焼」約235万食を自主回収すると発表した。
対象商品は、正常品とは風味が異なる可能性がある。たこ焼きの原材料である紅ショウガの混合時の偏りが原因とみられる。「紅ショウガの量か混ぜ方か、どちらが原因かは分からない」(広報担当者)という。現時点で健康被害は発生していない。
対象となるのは、賞味期限が2019年11月8日〜20年10月31日の商品。「セブン‐イレブン」「イトーヨーカドー」「ヨークベニマル」「ヨークマート」「西武・そごう」「ダイイチ」「天満屋ストア」計2万1531店で販売されている(一部店舗を除く)。
両社は、対象商品を加ト吉水産 フーズ部 福島工場まで料金着払い、常温で送るように呼び掛けている。後日、商品代金相当分のクオカードを送付する。
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